ベルギーの製作家「パスカル・ギリス」がプロデュースする工房製ヴァイオリンをご紹介します。ベルギーの首都であり、またEU本部も抱える国際都市ブリュッセルにおいて、30年以上に亘り活躍しているパスカル・ギリス。楽器の調整やレストレーションで培った知見をもとに開発した工房製ヴァイオリンは、あたたかく豊かな響きを持ち、音色にこだわるプレーヤーにぴったりの楽器です。
※2020年10月20日に公開した投稿ですが、2022年6月1日の価格改定に伴い、希望小売価格を変更しました。
パスカル・ギリスは、弟のフィリップ・ギリスと共同で製作を行い幅広い価格帯で楽器を製作していますが、こちらの「ディール・ノンアンティーク」がヴァイオリンでは最もお求めやすい価格となります。様々な道具を使って傷や使用感を作り出すアンティーク・フィニッシュをあえて行わず、ニスのグラデーションだけで仕上げています。また材料にはヨーロッパ東部「カルパチア山脈」で伐採された材木を使用して製作されています。カルパチア山脈の材木は西ヨーロッパ産のものより比重が重いため、アーチングや板厚のグラデーションを工夫し、より良い音色を生み出せるよう設計されています。
ヴァイオリン「ディール・ノンアンティーク」ガルネリモデル
希望小売価格 ¥430,000 +税
(ガルネリモデルの他にストラディヴァリモデルもございます)
兄のパスカルが製作や製作指導を担当、弟のフィリップがニスを担当しています。
【固定ページのご紹介】
パスカルとフィリップによって製作される「ギリス・フレーレ」のヴァイオリンとヴィオラ。
芸術に造詣の深い二人の職人が生み出す、類い稀な個性を持つ楽器について、【こちら】のページで詳しくご紹介しています。
【楽器製作家が開発した楽弓】
パスカル・ギリスが監修して製作される楽弓「メテニー」
深い芸術への造詣から生み出される個性的な楽弓について、【こちら】の投稿で詳しくご紹介しています。
【弦楽器カタログ】
2020年1月に発行した「弦楽器カタログ」
パスカル・ギリスの製作する楽器について、各モデルが紹介されています。また、ロッコーマン取り扱いのその他の楽器や弓についても網羅しています。
【こちら】のページからダウンロードいただけます。