オベール限定生産ヴァイオリン「ジャン・フランソワ・ニコラス」

オベール・リューテリエ

フランスの誇る弦楽器工房、オベール・リューテリエが2018年に製作した「ジャン・フランソワ・ニコラス」は、下地のニスにアンティーク調のグラデーションを施し、仕上げにはオイルニスを使用した限定生産のヴァイオリン。透明感が高く厚みを抑えたニスにより、材木の美しさが際立ち、また柔らかく響きのある音色を実現しました。

※2020年5月7日に公開した投稿ですが、新たに撮影した写真を追加、一部の文章も修正して2020年6月5日に再度公開しました。

※ご好評をもちまして完売となりました。皆さまに大変高い評価をいただき、誠にありがとうございました。今後の製作予定は現時点では未定です。(2022年5月30日)

オベール・リューテリエ ジャン・フランソワ・ニコラス

フィッティングにはローズウッドを使用。透明感の高いニスとマッチして、美しい外観に仕上がりました。出荷時の弦は写真のブランドではなく、1弦ゴールドブラカット/2-4弦ドミナントに張り替えます。

オベール・リューテリエ ジャン・フランソワ・ニコラス

オベールのヴァイオリンの美しい裏板には、フランス産かボスニア産のメイプルが使われています。東ヨーロッパ産のメイプルに比べて軽いこと、色が乳白色であることが特徴です。また裏板の厚みを薄くし過ぎないことも、オベールのこだわり。フランスの19世紀に製作された楽器が現在でも重宝されているように、オベールの楽器は100年後にも使えることを考えて設計・製作されています。

オベール・リューテリエ ジャン・フランソワ・ニコラス
↑この写真以下は全て、投稿のはじめにある写真とは別の個体で撮影しました。
オベール・リューテリエ ジャン・フランソワ・ニコラス
オベール・リューテリエ ジャン・フランソワ・ニコラス
オベール・リューテリエ ジャン・フランソワ・ニコラス
オベール・リューテリエ ジャン・フランソワ・ニコラス
オベール・リューテリエ ジャン・フランソワ・ニコラス
オベール・リューテリエ ジャン・フランソワ・ニコラス
オベール・リューテリエ ジャン・フランソワ・ニコラス
オベール・リューテリエ ジャン・フランソワ・ニコラス
オベール・リューテリエ ジャン・フランソワ・ニコラス
オベール・リューテリエ ジャン・フランソワ・ニコラス
オベール・リューテリエ ジャン・フランソワ・ニコラス
オベール・リューテリエ ジャン・フランソワ・ニコラス
オベール・リューテリエ ジャン・フランソワ・ニコラス
オベール・リューテリエ ジャン・フランソワ・ニコラス

通常であれば、ジョルジュ・ミシェルと同じ販売価格を設定すべきモデルですが、オベール・リューテリエの協力で特別価格としています。限定生産のため、製作本数はわずか10本のみ。カタログ外の商品となり、在庫にも限りがありますので、試奏をご希望の際はお早めに【お問い合わせ】ください。

オベール・リューテリエ ヴァイオリン「ジャン・フランソワ・ニコラス」
希望小売価格 ¥600,000 +税 (*ご好評をもちまして、完売となりました)

オベール・リューテリエ
メイプル材はフランス国内かバルカン半島のボスニアから丸太で調達します。製材の過程で素材の性質を見極め、ブリッジ用と楽器用に仕分けされます。その後、充分にシーズニングされてから製作に入ります。
オベール・リューテリエ ヴァンサン・モラン
オベール・リューテリエ工房長 ヴァンサン・モラン
ミルクール国立弦楽器製作学校を卒業。オベール・リューテリエにて30年以上に亘り弦楽器製作の責任者を続けています。オベールのヴァイオリンは全て、ヴァンサン・モランによる最終工程を経て出荷されています。

【固定ページのご紹介】

フランスが誇る弦楽器工房
「オベール・リューテリエ」

その歴史や工房の様子については
こちら】のページで詳しくご紹介しています。メーカーが制作した動画もございますので、是非ご覧ください。


【定番3モデルのご紹介】

「J.B.ヴィヨーム」
「ジョルジュ・ミシェル」
「セリー・リミティ」

オベール・リューテリエで製作する3つの定番モデル。
こちら】の投稿で、それぞれの特徴や各モデルの違いを詳しくご紹介しています。

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【弦楽器カタログ】

2020年1月に発行した「弦楽器カタログ」

オベール・リューテリエの紹介をはじめ、ロッコーマン取り扱いのその他の楽器や弓についても網羅しています。
こちら】のページからダウンロードいただけます。

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