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ケースの主な仕様

3Kカーボン

カーボンファイバーは炭素原子が強固に結合して繊維状となったもので、“鉄よりも強く、アルミよりも軽い”と言われています。製品の成型の材料であるカーボンシートはカーボンファイバーの束を織ったもので、その束の強度を表す指標として「1K」「3K」「12K」(K=1000本)といったものがありますが、その中で「3Kカーボン」が最も一般的で、かつ航空機の材料に使われるなどの十分な強度を持っています。
カーボンマスターケースはこの「3Kカーボン」の大型シートをふんだんに使用し、駒周りや側面といった高い強度を要する部位には最大で7枚のシートを内側に重ね、シェル(殻)を成型します。楽器の持ち運びに限れば、十分すぎる強度を持っていると言えます。

ドライカーボン

カーボンシートを成型する方法は大きく分けて2種類あります。
1つはカーボンシートを補強材として樹脂に封入する方法で、通称「ウェットカーボン」と呼ばれるものです。これはCFRP(炭素繊維強化プラスティック)の製法であり、樹脂をカーボンシートに含浸させた後に硬化させるもので高度な設備を必要としないため、生産コストが安価で、一般的な用途では主流です。また、小型のカーボンシートを多数貼り合わせることができたり、カーボンシートと樹脂の割合を変えることもできるので、「カーボン20%」や「カーボン50%」と呼ばれるものが存在します。
もう1つは通称「ドライカーボン」と呼ばれる方法で、加圧・加熱成型が可能なオートクレーブという大型機械を使用してカーボンシートと炭化固着用の部材を交互に重ね合わせたものを高圧・高温で焼き上げ、全てのカーボンシートを一体化させて成型するものです。シート間の部材は焼き上げる過程で炭化してカーボンシートと結合するため「カーボン100%」に限りなく近い状態となり、カーボンファイバーが本来持つ強大な剛性を発現させることができます。ただし、この方法には熟練の技術が必要で生産コストも高いため、主に航空機の翼やレーシングカー、自転車のフレーム、宇宙工学などの専門的分野で使用されており、あまり一般的ではありません。
カーボンマスターケースのシェルは、オートクレーブ用の型を用いて「ドライカーボン」で製作されているため、ゆがみやたわみが小さくて強靭です。

AIREX®

さらなる強度、そして耐衝撃性や断熱性を付加するため、カーボンシートの間にスイスのAirex AG社が開発した独立発泡素材“AIREX®”を挟んでいます。軽量かつ高い衝撃吸収性能を有し、保温・保湿性にも優れる“AIREX®”は、航空機や船舶のボディ、フィットネスジムの床材等に使用されています。これにより、カーボンマスターケースはより強くなり、また、楽器への衝撃の伝達や外気の温度変化による影響が軽減されます。

人工皮革製ストラップ

人工皮革は引き裂き、摩耗に強く、長期間の使用にも耐え、本革の欠点でもある耐水性の低さも克服している優れた素材です。ケース側金具への取付部分にも人工皮革を使用することで、金属疲労等による突発的な事故を防ぎ、ケース本体とストラップをより安全性の高い状態で結び付けることができます。
体に当たる部分には厚手で幅広のクッションが取り付けられているため、長時間背負った場合でも肩への負担が少なく、快適に持ち運びができます。

厚手の緩衝材・楽器の入れ方

チェロを安全に保持するため、ケース最下部のスポンジは厚手のもの(右写真)を使用しています。チェロを入れる際には、まずはケースを立てた状態で最下部のスポンジにチェロを乗せ、楽器の重さを使って沈み込ませるようにしながら肩の部分を入れてネックをベルトで留め、最後にヘッドをゴムバンドで留めます。肩や両サイドのスポンジにも弾力性があるため、チェロを柔らかく固定します。また万一、ケースが落下するなどの事故があった場合でも、スポンジが衝撃を吸収する設計になっています。

標準的なストラディバリモデルの楽器に対応

チェロには様々なモデルやサイズがありますが、カーボンマスターチェロケースに入るサイズは「標準的なストラディバリモデルのフルサイズ(4/4)」(右図)が基準です。これは、新作の楽器であれば、特別なモデルでない限り問題の無いサイズです。メーカーによっては少し大きかったり小さかったりしますが、多少の差であれば問題ありません。
新作でも「モンタニャーナモデル」などの大型のチェロは入りません。古い楽器については様々なモデル、サイズのものがありますので、ご購入前に寸法を確認していただくことをお勧めします。また3/4、7/8サイズなどの分数サイズには対応していません。
バイオリンについても、分数サイズには対応していませんが、フルサイズ(4/4)の標準的なものであればまず問題ありません。
ビオラについては、ネック受け~ボディ上部の緩衝材が可動式で様々なボディ長に対応することができるため、全長が78cm以下、ロウワーバウツ(ボディ下部の最大幅)が26cm以下であれば、ほぼ全ての楽器が入ります。